青山フラワーマーケット 本店|2階のアート花瓶コレクションが圧巻

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訪問日:2023.6.18
所在地:東京都港区南青山

📍 アクセス

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あの青山フラワーマーケットの本店へ

駅前やショッピングモールでもよく見かける、青山フラワーマーケット。花のある暮らしを身近にしてくれる存在として、知らない人はいないと言ってもいいお店です。

そんな有名店の“本店”が青山にあると知り、どんな空間なのだろうと足を運んでみました。普段使っているお店の本拠地を訪ねるような、ちょっと特別な気分でした。看板を見つけたときには、思わず背筋が伸びるような気持ちになりました。

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緑に囲まれた入口をくぐると、花の香りと瑞々しい空気に包まれます。さすが本店だけあってお店はゆったりと広く、扱う花の種類も多いように感じました。とはいえ、1階の生花売り場そのものは、品ぞろえの豊かさこそあれ、街なかでよく見かける店舗とそこまで大きくは変わらないというのが正直な印象です。それだけ各店舗のクオリティが高い、ということでもあるのでしょう。

この本店の本当の魅力は、もう一つ上の階にありました。先に言ってしまうと、私が心を奪われたのは2階だったのです。期待をいい意味で裏切られた一軒でした。

1階は色とりどりの生花が並ぶ

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まずは1階の生花から。みずみずしい花々が、色のグラデーションごとに整えられて並んでいます。眺めているだけで気持ちが上がり、ブーケを選ぶのが楽しくなる空間でした。

一本ずつの状態がよく、どれを選んでも間違いがなさそうな安心感があります。深い色合いのものから淡いトーンのものまでそろい、組み合わせを想像するだけで時間が過ぎていきます。どの花も水際まで手入れが行き届いていて、見ているこちらの気持ちまで整っていくようでした。

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白やクリーム色でまとめられた上品な花束から、ビビッドな色合いのものまで幅広く、訪れた日には大ぶりの夏らしい花も顔をのぞかせていました。定番の花から少し珍しい花まで取りそろえられていて、その日の気分や用途に合わせて選べます。

日常使いの一輪をさっと買うのにも、贈りものの花束をきちんと仕立ててもらうのにも応えてくれる、頼れる売り場でした。花のクオリティと品ぞろえはさすがの一言で、ここで選べば失敗はないと感じさせてくれます。季節によって並ぶ花は移り変わるはずなので、時期を変えて何度でも通いたくなります。

一本ずつ丁寧に手入れされた花を眺めていると、花束をどう組み立てようかと自然に頭のなかで手が動き出します。色のグラデーションごとに並べられているおかげで、ふだんは選ばないような色合わせにも挑戦してみたくなりました。スタッフの方に相談すれば、用途や贈る相手に合わせて見立ててもらえそうな安心感もあります。

日常の一輪から、きちんと仕立てたい贈りものまで、どんな場面にも応えてくれる懐の深さが、本店ならではだと感じました。眺めているだけで満たされる、そんな売り場でした。

特筆すべきは、2階の花瓶売り場

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そして、このお店で一番心を奪われたのが2階です。階段をのぼると、そこにはものすごい数の花瓶(フラワーベース)が並んでいました。流木のような一枚板のテーブルの上に、ガラスや陶器の器がずらりと配置され、窓の外の緑と相まって、まるでギャラリーのような景色が広がります。花屋さんの一角というより、器のセレクトショップに迷い込んだような感覚でした。どこを切り取っても絵になり、思わずあちこちにカメラを向けてしまいます。ここまで本格的に器を扱う花屋さんには、なかなか出会えるものではありません。

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透明感のあるガラスの器、深みのある色合いの陶器、シックな縞模様の入ったものと、ひとつとして同じ表情のものがありません。花を活けるための器がこれだけ集まっていると、それ自体がひとつの作品群のように見えてきます。花を買いに来たはずなのに、気づけば器に見入ってしまう。手元の花をどの器に合わせようかと想像がふくらむ、そんな不思議な売り場でした。器が変わるだけで、同じ花でもまるで違う表情になるのだと改めて気づかされます。

どれも個性的で、お気に入りがきっと見つかる

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並んでいる器は、どれも個性的でアートのよう。きのこのような曲線を描いた編みのベースや、やわらかな水色のフォルムのもの、思わず笑顔になる顔モチーフの器まで、見ているだけで飽きません。花を活けなくても、インテリアのアクセントとしてそのまま飾りたくなるものばかりでした。眺めているうちに、自分の部屋のどこに置こうかと、つい本気で考え始めてしまいます。

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もちろん、凝った器のなかには値の張るものもあります。けれど、手に取りやすい価格帯のものも数多くそろっていて、ラインナップの幅がとにかく広い。背伸びをしなくても、自分の暮らしに取り入れられる一点がきっと見つかります。だからこそ「これだ」と思える、お気に入りに出会える売り場なのです。器の幅が広いぶん、贈りものとして選ぶのにも向いていると思いました。

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花を選ぶ場所が器を選ぶのではなく、器のある空間が花を呼んでいる——そんなふうに感じるほど、ひとつひとつの器に存在感がありました。お気に入りの器を一つ手に入れれば、家に飾る花の楽しみ方まで変わってしまいそうです。花のある暮らしを一段引き上げてくれる、そんな出会いがこの2階にはありました。

器を選ぶという行為は、花を飾る暮らしそのものを選ぶことなのかもしれません。同じ一輪でも、合わせる器が変わるだけで部屋の空気までがらりと変わります。眺めているうちに、家にある花をこの器に活けたらどう見えるだろうと、頭のなかで何度も組み合わせを試していました。花と器、その両方をひとつの空間でじっくり選べる場所は、そう多くありません。

買い物というより、暮らしの楽しみ方を見つけに行く時間だと感じました。次に来るときには、どんな器に出会えるだろうと、もう心が弾んでいます。

まとめ

誰もが知る青山フラワーマーケットですが、本店の魅力は1階の生花だけにとどまりません。2階に広がる、アートのような花瓶のコレクションは一見の価値ありです。花そのものと、花を引き立てる器の両方をじっくり選べる空間は、本店ならでは。青山を訪れる機会があれば、ぜひ2階まで足をのばしてみてください。

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