Aki’s Garden|スカイツリー至近、ビカクシダとカフェの植物専門店

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MAINE(mynaturescape)です。生き物が好きで熱帯魚飼育や植物を育てるのが趣味です。主に全国の植物イベント情報を発信します。週末はショップ巡りをしていてその時の様子はYouTubeで公開しているのでぜひ見てみてください!熱帯魚歴15年以上、植物歴2年

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訪問日:2022.11.23
所在地:東京都墨田区吾妻橋2-3-14

📍 アクセス

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※情報が古い場合があります。

スカイツリーの足元にたたずむ、小さな植物専門店

東京スカイツリーの足元、吾妻橋の通り沿い、こんなにも植物の濃い空間があったのか。Aki’s Gardenの引き戸を開けた瞬間、そんな言葉が思わず口をついて出ました。

間口こそ小ぶりですが、一歩なかへ入ると壁面から窓辺まで緑がびっしりと連なり、外の喧騒がすっと遠のいていきます。この店の主役は、なんといってもビカクシダ、いわゆるコウモリランです。

鹿の角のように枝分かれした葉を大きく広げた株が、板付けや吊り鉢の姿で所狭しと飾られていました。観光の目的地からわずかに路地を折れただけで、これほど静かで濃密な緑の世界にたどり着けるとは思いもよりませんでした。

ひとつとして同じ表情の株はありません。丸みを帯びた貯水葉のフォルム、うっすらと白い産毛をまとった胞子葉のうねり、その一枚を眺めているだけで時間を忘れてしまいそうになります。

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奥のスペースには愛好家をうならせる品種が静かに控えており、全国から通うファンがいるのも大いにうなずけます。手のひらにおさまる小さな一鉢から、堂々とした存在感の大株まで、そのふり幅の広さも大きな見どころ。

初めての方が肩ひじ張らずに一鉢を選べる、そんな懐の深さも感じられました。棚や吊り具、板付けの木肌まで、飾り方の一つひとつに店主の美意識がにじんでいます。

窓辺から差し込むやわらかな光が葉の起伏を照らし、緑の陰影がいっそう深く見えました。

植物と正面から向き合いたい人にこそ、ぜひ一度たどり着いてほしいお店です。

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棚を埋めつくすサボテン・アガベ・塊根植物の迫力

ビカクシダに目を奪われたあとは、足元や棚に並ぶ乾いた質感の植物たちへと視線が移っていきます。太いトゲをまとった球状のサボテン、幾何学的な稜がうねる個性的な株、青みを帯びた葉を放射状に広げるアガベ。

ひとつの棚に、これほど表情の違う植物が肩を寄せ合っている光景は、見ていて少しも飽きることがありません。まるで小さな植物園の一角に迷い込んだような密度に、思わず息をのみました。

株の一つひとつに個性がにじみ、じっくりと目で追いかけたくなります。

ぷっくりと幹をふくらませた塊根植物、いわゆるコーデックス系の姿も見つけました。細い葉を頂に茂らせながら、根元はどっしりと太っていく。

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その不思議なバランスの妙に、思わず足を止めてしまいます。棚のあちこちには、ふわりと空気に漂うようなエアプランツも添えられ、乾燥系の植物が好きな人にはたまらないラインナップが広がっていました。

派手に飾り立てるのではなく、一鉢ずつの個性がきちんと伝わるように置かれているのが心地よく、どの角度から眺めても新しい発見があります。硬質でありながらどこか愛嬌のある姿に、すっかり心をつかまれてしまいました。

ガラスの器に収められたエアプランツや、木の棚のしつらえも、思わず写真に収めたくなる可愛らしさです。同じ仲間でも大きさや姿はさまざまで、一鉢ずつをじっくり見比べる時間そのものが楽しくなります。

じっくり品定めをしたくなる、そんな棚たちです。

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板付けから育て方まで、じっくり相談できる専門性

Aki’s Gardenの魅力は、植物の顔ぶれだけにとどまりません。ビカクシダをコルクや板に固定する板付けの体験ができるのも、この店ならではの楽しみ方です。

壁には、木の板や流木にしっかりと根を張ったビカクシダがいくつも掛けられており、水苔でくるまれた根元からは、確かな手仕事のあたたかみが伝わってきました。自分で仕立てた一枚を持ち帰り、暮らしのなかで少しずつ育てていく。

そんな体験まで用意されているお店は、都内を探してもそう多くはありません。

植物を「買う」だけでなく「つくる」よろこびに触れられるのは、専門店ならではの贅沢だと感じます。

育て方に不安があっても心配は要りません。水やりの加減や置き場所、板付けしたあとの管理まで、じっくりと相談に乗ってもらえる空気がこの店には流れています。

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植物を売って終わりにするのではなく、その先の暮らしまで一緒に考えてくれる。だからこそ、初心者からコレクターまで、幅広い人が安心して通えるのでしょう。

壁一面に並ぶ板付け株を眺めていると、いつか自分もこんな一枚を仕立ててみたい、と自然に背中を押される気がしました。植物と長く付き合っていくための知恵が、この小さな店にはぎゅっと詰まっています。

コルクや流木といった素材そのものの表情も豊かで、どの株にどの板を合わせるか、思いをめぐらせるだけで胸が高鳴ります。仕立てたビカクシダが少しずつ胞子葉を重ねていく変化を、これから長く見守れるのも板付けの醍醐味でしょう。

通うほどに新しい学びがある、そんな奥行きを感じるお店です。

時計屋の一部を改装して生まれた、昭和レトロな建物とカフェの共演

この店のもうひとつの顔が、建物そのものが放つ独特の空気です。いまも営業していますが、元々は時計と眼鏡を扱っていた「正確堂」の一部を植物ゾーンとカフェにすることで、昭和のなつかしさをそのまま今に伝えています。

木の質感を生かした店内には、当時をしのばせる棚や道具が今も息づき、緑あふれる植物たちと不思議なほど自然に調和していました。真新しいだけの店では決して出せない、時間の積み重ねが生んだ深い味わいがここにはあります。

アーチを描く木製の扉やレトロなガラス窓、店の奥にひっそりと残る古い時計たちが、時代を超えて受け継がれた物語をそっと伝えてくれます。
歴史ある建物と生きた植物が溶け合う光景は、この一軒でしか味わえないものでした。

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さらにうれしいのは、コーヒーなどを味わえるカフェが併設されていることです。植物を眺めながら一杯をゆっくり傾ければ、路地裏の小さな空間がとびきりの居場所へと変わります。

店先で出迎えてくれる看板犬の柴犬も、この店の名物のひとつ。柴犬とビカクシダを組み合わせた愛らしいアートが壁を飾り、遊び心にあふれた店主の人柄がやわらかくにじんでいました。

植物とカフェ、レトロな建物と看板犬、そのどれもが主張しすぎず心地よく重なり合っています。いくつもの魅力が折り重なった、まさに唯一無二のお店だと言えるでしょう。

スカイツリー観光のついでに、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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絵が売っていたので購入しました!

まとめ

Aki’s Gardenは、東京スカイツリーからほど近い吾妻橋にたたずむ、ビカクシダを主役とした植物の専門店です。壁を彩る板付け株から、棚を埋めつくすサボテン・アガベ・塊根植物まで、乾いた質感の植物が好きな人にはたまらない品ぞろえがそろっています。

板付け体験や育て方の相談ができる専門性、そして昭和レトロな建物とカフェの共演が、この店を忘れがたい場所にしていました。

看板犬の柴犬に迎えられながら、緑とコーヒーに包まれるひととき。

スカイツリー周辺を訪れる際には、路地裏にひっそりとたたずむこの小さな名店へ、ぜひ足を運んでみてください。

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