秋のオーキッド&ボタニカルフェア2023 in サンシャイン

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MAINE(mynaturescape)です。生き物が好きで熱帯魚飼育や植物を育てるのが趣味です。主に全国の植物イベント情報を発信します。週末はショップ巡りをしていてその時の様子はYouTubeで公開しているのでぜひ見てみてください!熱帯魚歴15年以上、植物歴2年

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訪問日:2023.9.24
所在地:東京都豊島区池袋 サンシャインシティ 文化会館2F

プロによる審査付き展示「入賞花」の見ごたえ

イベント内では、日本洋蘭農業協同組合(JOGA)による審査会も開催されており、プロが評価した入賞花が展示されるという格別の見どころがありました。

この審査では、花の形や色、香り、花弁の質感、全体のバランスなど、多岐にわたる基準で評価が行われます。単なる「きれいな花」ではなく、栽培技術や品種の持つポテンシャルまでを見極めた結果が反映されるため、入賞花はまさに“芸術品”とも呼べる存在です。

美しい洋ランたち

会場には、審査を通過し、見事入賞を果たした蘭が特別展示エリアに整然と並べられ、その一つひとつに解説パネルが添えられていました。これにより、来場者は花の美しさを視覚的に堪能するだけでなく、品種の背景や特徴、栽培の難易度なども学ぶことができます。特に、香りを活かした展示は印象的で、近づくと甘く上品な香りが漂い、視覚と嗅覚の両方で楽しませてくれました。

こうした展示は、植物を購入する場という枠を超え、園芸文化を深く知る「学びの場」にもなっています。

来場者は、プロが認めた花の完成度を目に焼き付け、自宅での栽培や品種選びの参考にできます。結果として、蘭をはじめとする植物への理解が深まり、育てる楽しみや鑑賞する喜びをさらに広げてくれる存在だったといえるでしょう。

50社以上が集結する多彩な植物バラエティショップたち

「秋のオーキッド&ボタニカルフェア2023」には、国内外から約50社、うち海外出店も11社が参加し、洋ラン、東洋ラン、山野草、食虫植物、日本産ランなど、非常に多彩な植物分野が一堂に会しました。これは、植物愛好家にとって、普段はなかなか出会えない珍しい品種や新たな育て方に触れる絶好の機会となります!

活気あふれる会場のようす

イベントの魅力のひとつとして、参加各社がそれぞれ得意とする植物の品質と品揃えを競い合い、また交流の場としても機能していた点も大きいと捉えられます。

洋ランを軸にした交流と専門店ネットワーク

当フェアは単なる植物の即売会の枠を超え、植物愛好家の交流の場としても発展してきています。特に洋ランを中心に扱うショップが多かったことから、同じ趣味を持つ人同士の情報交換や育て方指南などが自然発生していたことが想像できますね。

植物ショップ側も、来場者との対話を通じて新たな市場ニーズや育種のヒントを得る機会となっていたのではないでしょうか。こうした活発な「交流」の場としての価値があるイベントであった点も、本フェアの魅力の一端です。

「希少性」にフォーカスした出店者とその魅力

イベントには、山野草や食虫植物、ビカクシダ、エアープランツ、ブロメリアなど、「珍しい」「ビザールな」植物を専門に扱うショップも多数出店していました。

会場を歩くと、蘭や山野草といった定番カテゴリーだけでなく、一般の園芸店ではまず目にすることのない珍しい植物を専門に扱う出店者が目を引きます。

例えば、熱帯地域原産のビカクシダや、ユニークな葉形と成長習性を持つエアープランツ、さらには食虫植物の中でも希少な品種など、いずれも希少性と個性が際立っています。こうした植物は、単に飾るだけでなく、育成方法や環境づくりに工夫が必要なため、栽培者の知識や経験が試される分野とも言えるでしょう。

ブースでは、育成歴の長い専門店主が直接対応し、育て方のポイントや管理のコツを丁寧に解説してくれる場面も多く見られました。購入者はその場で具体的なアドバイスを得られるため、希少植物の栽培に挑戦しやすい環境が整っていたと言えます。さらに、これらの植物は季節や輸入状況に左右されやすく、入手できる機会が限られることから、イベントでの出会いが一期一会となることも少なくありません。

来場者の中には、以前から探していた品種を偶然見つけて歓声を上げる人や、珍しさに惹かれて初めて購入を決める人もいました。希少性が高いということは、それだけ市場での流通量が少なく、実物を目にする機会自体が貴重であることを意味します。この点が、コレクターや愛好家にとって非常に魅力的に映ります。

また、こうした希少植物はインテリアとしての存在感も強く、個性的な葉や花が空間にアクセントを加えます。自宅や店舗に置くだけで雰囲気が変わるため、園芸を趣味としない人でも惹かれる可能性があります。イベントでは、ディスプレイの仕方も工夫されており、自然環境を再現したレイアウトや、ガラス容器に収められたテラリウム風の展示など、見るだけでも楽しい演出が随所に見られました。

こうした「希少性」を前面に出した出店者は、単に植物を販売するだけでなく、その背景や魅力を物語として伝えることで、来場者の心をつかんでいました。まさに、ここでしか得られない体験と出会いが凝縮された存在だったといえるでしょう。

欲しくなってきたのはではありませんか…?

「秋のオーキッド&ボタニカルフェア2023」は、池袋サンシャインシティを舞台に、蘭や山野草、食虫植物など多彩なジャンルの植物が揃う国内外50社超の出店と、プロ審査付きの展示が共存する、非常に魅力的なイベントでした。

ショップ側も、希少性・専門性・交流・鑑賞価値を兼ね備えた展示と販売により、来場者とのコミュニケーションを深め、その存在価値を際立たせていました。植物好きにとって、新たな発見と出会いの豊かな場となったことでしょう。

私は特にブロメリアを集めていたので、いっぱいあり大興奮でした!

世界のらん展と同じブースで行われるボタニカルフェア、しかも入場料も無料で、普段は会えない植物との出会うことができるのでかなりオススメです!

Youtubeでも動画を公開しておりますので、もっと詳しく見たい方はぜひご覧になってくださいね!

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